Shun Art Gallery Tokyo 「 門田奈々 個展 : ナチュラル NATURAL」を 5月20日(金)から開催
「 門田奈々 個展 : ナチュラル NATURAL」を
5月20日(金)からから Shun Art Gallery Tokyo にて開催
– 門田奈々 個展「ナチュラル」
英: Nana MONDA SOLO EXHIBITION “NATURAL”
2022年5月20日(金) ~ 6月19日(日)
Shun Art Gallery Tokyo
門田奈々 個展:ナチュラル

門田奈々は、当初から、女性をテーマに作品を作り続ける。作品は、モチーフとなる女性像に合わせて”花”も描き入れ構成される。彼女の作風は、熊本への移住によって、自然の造形と色の美しさに衝撃を受けたことがきっかけとなり、現在の多彩な鮮やかな色彩を使う作風に変化する。また、2014年に国立新美術館 Heart Art in Tokyoにおいて 新人賞を受賞、くまもと「描く力」2014 グランプリ部門入選など、作品は、多方面で評価され、活動は、東京を中心に、毎年、個展やグループ展を精力的におこなう。
今回の展示では、近年の代表作である熊本で江戸時代より大切にされてきた六種類の花「肥後六花」(肥後椿/肥後朝顔/肥後花菖蒲/肥後芍薬/肥後山茶花/肥後菊)をモチーフにした作品に加え、約25点を出品する。門田奈々の世界観を体現できる、またとない機会になるでしょう。


火の国に咲いた花たち
―現代美人画を描く門田奈々
竹久夢二の平面作品は、上海の丰子恺(中国読み:フォンチーカイ)に影響を与えた事で有名である。デザインと装丁の世界で大きく進化を遂げたのは、控え目な美人画とデザインがバランス良く配置され、日本のデザイン史の中でも看過できない重要な創造者である。
日本の美人画の世界には、伊東深水、鏑木清方、上村松園を思い浮かべる人が多いかもしれない。国立新美術館では没後50年鏑木清方展を開催している。《新富町》《浜町河岸》(2作とも1930年)《築地明石町》(1927年)の三部作を含め、109件の日本画構成による大型美術館においての個展である。
では、門田奈々の人物画は美人画なのか?彼女の作品は控えめに見えて凛々しい頑とした拘りを内に秘めている現代美人画と言える。ただ、構図からして伝統的な間を置いているが、背景に花鳥風月が来るような古典表現ではない。長い首に、強い意思の眼ちから、華やかな花が頭の回りを巡る構図。熊本に移ってから、火の国の明るい自然により、この画風が形成されたと彼女は自述するが、現代女性の脆弱そうで、強い生命力と生存パワーを赤裸々に表現している。
門田とは、10年以上前に上海でアーテイスト・グループC-DEPOのグループ展でご縁があった。今年の春にコラムの取材に出掛けた熊本でも再会、縁が再度繋がった。上海スペースの個展を提案したが、3月になって上海が怪しい動きになり、画廊も3月16日から休業を余儀なくされ、急遽東京スペースの個展に切り替えて開催する運びになった。
上海の4月1日からの全面的なロックダウン。いつになったら解除されるか定かではない。一人でも陽性の人がいたらそのアパート全体が隔離病院に連れていかれる理不尽さは、到底理解できない。
門田作品の凛とした女性像。その中でどんなパワーを感じるか、初夏の東京で一春を失った上海を偲ぶ。その凛とした作品群に私は癒しを感じた。
Shun
門田奈々 プロフィール
2004年 東京藝術大学デザイン科 卒業
Exhibition
2011年 個展 門田奈々展 – Le monde de nana- |銀座三越百貨店 日本・東京
2013年 個展 門田奈々洋画展 – et nana -|日本橋三越本店 日本・東京
上野浩平・門田奈々二人展 |鶴屋百貨店 日本・東京
2015年 個展 門田奈々展 -le quatre saisons-|四季彩舎 日本・東京
2016年 C-DEPOT – February Session -|パークホテル東京 日本・東京
山本冬彦推薦作家による 自画像展| Gallery ARK 神奈川・横浜
ART APART FAIR Singapore|シンガポール
2017年 Animals in the BOX|Bunkamura gallery 日本・東京
個展 門田奈々 猫展 -ふくまねき-|Gallery ARK 神奈川・横浜
Affordable Art Fair 2017 Singapore|シンガポール
2018年 Artglorieux Selection New Star Artists / GINZA SIX 日本・東京
Animals2018 |四季彩舎 日本・東京
セフィーロ展 |小田急百貨店新宿店本館美術画廊 日本・東京
個展 門田奈々展 – 畢生 -|四季彩舎 日本・東京
2019年 セフィーロ展 |小田急百貨店新宿店本館美術画廊 日本・東京
ART de CATS -YOKOHAMA -| 画廊楽 神奈川・横浜
八丁堀・涼風会展 |美岳画廊 日本・東京
美人画展 |あべのハルカスアートギャラリー 日本・大阪
2020年 上野松坂屋特選会|松坂屋上野店 日本・東京
アートの居場所 in 川尻|日本・広島
2021年 市川光鶴×門田奈々×北川朔 3人展(オンライン企画)|ギャラリー自由が丘 日本・東京
門田奈々 河野里沙 2人展| ART SPACE はね 日本・東京
2022年 福招き猫展|ART SPACE はね 日本・東京
猫さんぽ展 | ギャラリー自由が丘 日本・東京
他 個展・グループ展多数
「門田奈々 個展:ナチュラル 」実施概要
イベント名:門田奈々個展:ナチュラル
開催日:2022年5月20日(金) ~ 6月19日(日)
営業時間:12:00-19::00
定休日:月曜日
会場名:シュンアートギャラリー東京 SPACE-1 Shun Art Gallery Tokyo SPACE-1
アクセス:東京都港区台場2-2-4 クリニックモール3階 google map
参加費:無料
Web site: https://shunartdesign.com/
Instagram: https://www.instagram.com/shun_art_gallery_tokyo/
Facebook: https://www.facebook.com/ShunArtGalleryTokyo/
Shun Art Gallery と Shun Art & Design Group について
上海熏依社文化藝術有限公司(Shanghai Shun Art & Design Co.Ltd)は、中国のShun Art&Design Groupの本社であり、2006年8月に正式に営業を開始しました。 熏依社(xunyishe)は、Shun Art & Designの中国語の発音から来ており、熏(xun=Shun=オーナーの名前)、依(yi=芸=Art)、社(she=設=Design)を意味します。同社は、主に現代アートギャラリーである Shun Art Gallery の運営に携わっており、ギャラリースペースを通じてアート・文化・デザイン・ブランドを発展させ、芸術およびデザイン文化産業を創出したいと考えています。また、同社は東京にもオフィスを構えており、上海と共に多国籍な企業プラットフォームの構築を目指しています。
【会社概要】
会社名:シュン・アート・アンド・デザイン株式会社
所在地:〒 135-0091 東京都港区台場2-2-4
クリニックモール3F(東京オフィス)
代表者:Shun
設立:2006 年 8 月
URL:https://shunartdesign.com
事業内容:画廊運営、およびデザイン
【お客様からのお問い合わせ先】
シュンアートギャラリー
TEL:03 6426 0726 (12:00-19:00)
定休日:月曜
e-mail:tokyo@shunartdesign.com